
CrossBorderScam-Canceler 1.5.1
作者: izamai.gr
このアドオン(CrossBorderScam-Canceler)は、送信者の所在地に焦点を当て、受信したメールのヘッダー情報とメール本文のリンクを分析することで、詐欺メールをフィルタリングします。
(対応している表示言語:英語、日本語、ドイツ語)
(機能に関してはどの国でも設定できます)
このアドオンについて
ver1.51へupdateしました。 変更点は次の通りです。
[バグ修正]
・ WebAPIに関する呼び出し方法の修正
・ Thunderbirdのバーションや言語コードによる微妙な画面変化により、
オプションボタンの位置がずれる問題の修正
[内部の改善]
・ indexedDBに関する堅牢性向上処理
■ 機能概要
近年、国境を超えた詐欺を狙ったメールやスパムメールが増え続けています
Thunderbird既存の迷惑メールフィルタはありますが、防ぎきれなかったり
問題ないメールを除外してしまう場合があります。
このアドオンでは既存機能とは違う視点で詐欺メールを補足、削除する手段
を提供します。
(例えば、日本では中国からのメールを除去するだけでほぼ全ての詐欺メール
を除去できることが判明しています。)
■ 表示言語
* 英語、日本語、ドイツ語に対応しています。
(機能としては全世界の国に対応しています)
■ 機能一覧
1, 受信を実行したタイミングで動作
2, 届いたEメールのヘッダ情報から直接国を判定しメールを除去対象とする機能
3, 届いたEメールのIPアドレスから国を判定しメールを除去対象とする機能
4, 届いたEメール本文のリンクを調べ国を判定しメールを除去対象とする機能
(不審なダイレクトリンクも同時に判定し除去対象となります)
5, 届いたEメールが利用するドメイン間の承認機能(SPF, DKim, Dmarc)を利用し
メールを除去対象とする機能
6, 特定のドメインに対するチェックを最小限のなりすましチェックのみに絞る
例外設定機能
7, 許可国、除外国に属さない想定外のメールを隔離する機能
8, 除外対象となったメールに対する実際の対応を設定する機能 (即削除, ゴミ箱)
9, 隔離フォルダーの右クリックメニューに「フォルダーを空にする」メニューを追加
■ 設定
0, CrossBorderScam-Cancelerの設定場所
メニューバー[[ツール]-[設定]] – 画面左下[アドオンとテーマ] –
[CrossBorderScam-Canceler] – [オプション]タブ にあります。
(Thunderbirdから直接この文章を見ている方は、この画面の[オプション]タブ )
1, 国コードフィルタ
・ 許可する国コード、除外する国コードを指定する (ISO 3166-1 alpha-2準拠)
・ チェックレベルを指定する ([レベル2]を推奨)
・ リンクチェック ([有効]を推奨)
(リンク先の国のチェックと不審なリダイレクトの検出等を行います)
2, クロスドメイン承認 ([有効]を推奨)
ドメイン間の承認機能(SPF, DKim, Dmarc)を利用した成りすましチェック
を設定します
3, ホワイトリストドメイン
安全だと確信を持てるメールのドメインを設定するとチェック項目が
最低限の成りすましチェックのみ(クロスドメイン承認のみ)になります
(特定のメールに対して、誤検出を回避する例外機能)
4, 除去判定メールの具体的な処置を設定する。
(即時削除 or ゴミ箱に移動させる)
■ 注意
* 予期できない国からのメールに対応する機会が多い方は、本アドオンは向いて
いないかもしれないため注意してください。
■ 提供を受けたライブラリ、API等
1, IPinfo.com 様のWebAPIを利用させていただいています。
[WebAPI](https://ipinfo.io/), [Document](https://ipinfo.io/developers)
2, ip-api.com 様のWebAPIを利用させていただいています。
[WebAPI](https://ip-api.com/), [Document](https://ip-api.com/docs/api:json)
3, TinyWebEx 様のライブラリ機能を利用させていただいています。
[翻訳ライブラリ(Localizer) ] (https://github.com/TinyWebEx/Localizer)